腰痛 原因!改善予防

体操・ストレッチをする時の注意点

 急性腰痛はのぞき、慢性腰痛では安静はかえって腰痛を悪化させてしまいます。
 体操やストレッチ、筋トレなど、体を動かしましょう。

ポイント

◆毎日続けること。
一番のポイントは、「毎日」行うこと。
最初は張り切りがちですが、無理のない回数を設定することが大切です。
◆入浴後や体を温めた後に行う。
体を温めると、関節や筋肉の動きが良くなります。
そのため、ストレッチや筋トレが最も効果的に行えます。
◆柔らかいマットや布団の上で行わない。
体が深く沈みこむようなマットで行うと、想定外の部位に力がかかり、痛めてしまうことがあります。
ある程度の硬さのあるところで行いましょう。
◆息を止めないこと。
体操やストレッチは、必ず呼吸をしながら行いましょう。
息を止めて力むと、血圧が高くなるので危険です。
◆ゆっくり行うこと。
体を動かす時は、反動をつけずに、ゆっくりと行いましょう。
反動をつけると筋肉を痛めることがあるので、注意しましょう。

 ただし、圧迫骨折など医師にかかっている人や別の病気である人は、医師と相談してから行ってください。高血圧や糖尿病の方、内臓疾患の方も同じです。

 また毎日行っていても、痛みが強い時は止めましょう。そして、体操やストレッチ、筋トレなどを行っている時に、強い痛みや痺れが出た時もすぐに止めてください。

 体を動かすことは腰痛改善に良いですが、「痛気持ちいい(いたぎもちいい)」くらいが一番効果的です。

一口メモ:深呼吸で腰痛解消

腰が痛いときは、深呼吸することもオススメです。
肺を十分に膨らませ、ゆっくり息を吐くと、痛みが軽くなります。
これは、深呼吸によって副交感神経が優位になるため、筋肉の緊張がほぐれ、リラックスできるからです。
副作用もないので、オススメです。
意識して深呼吸しましょう。