朝!血行促進ストレッチで腰痛緩和
朝起きた時、腰は痛くありませんか?
その原因の一つは、寝具。
そしてそもそも寝るということ自体、腰が痛くなりやすいです。
眠っている時はあまり体を動かしていないので血流が悪くなり、筋肉が硬くなっています。そのため朝起きると痛みが出やすいのです。
ここで急に起き上がろうとすると、腰痛が悪化。ぎっくり腰になってしまうことも。
まず起きたら布団の上で軽いストレッチをしましょう。腰痛も軽減します。
1.あお向けになり、両腕を左右に広げます(手のひらは下向きに)。 |
2.片膝を直角に曲げ、腰まで上げます。 |
3.上げた脚を反対側に倒します。 |
4.元の位置に戻します。 |
5.反対の脚も同じようにします。 |
※脊椎分離症や脊椎すべり症、回旋型の慢性腰痛の方は、ひねる動作なので注意して行ってください。
1.うつ伏せになり、片脚を軽く横に開きます。 |
2.開いた脚の下にクッションや折りたたんだバスタオルなどを置きます。 |
3.その状態で5分キープします。 |
4.反対側の脚も同じようにします。 |
1.あお向けになり、両膝を抱えます。 |
2.そのまま両膝を胸のほうに引き寄せ、背中を丸めるように抱きかかえます。 |
3.その状態で5秒キープします。 |
1.あお向けになり、伸びをします。 |
これらのストレッチは、朝だけでなく寝る前にも行うと、腰の疲れやコリがほぐれ、腰痛改善、安眠につながります。
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腰痛を起こさない起き方
朝、できるだけギリギリまで寝たい!
その気持ち、よくわかります。
しかしギリギリの時間に目覚め、飛び起きるのはとっても危険です。
寝ている間、寝返りはあるものの体を動かしていないため血流が悪くなり、筋肉が硬くなっています。そんな状態で飛び起きると、腰痛でない人でもぎっくり腰になることがあります。
朝目覚めて起き上がるとき、脚をまっすぐ伸ばしたまま起き上がると、腰に負担がかかり、痛めやすくなります。
まず布団の上でゴロゴロ。ストレッチで体をほぐしてから起き上がりましょう。
1.あお向けになり、両膝を立てます。 |
2.その状態で横向きになります。 |
3.ベッドに手をついて上体を起こしながら両脚をベッドの下に下ろします。 |
4.ベッドの端に座る状態になったらゆっくり立ち上がります。 |
1.あお向けになり、両膝を立てます。 |
2.その状態で横向きになります。 |
3.片方ずつ膝をついて四つんばいになります。 |
4.ゆっくりと上半身を起こし、両膝立ちになります。 |
5.手で膝を押しながら片脚ずつ立ち上がります。 |
ベッドでも布団でも、腰をひねらないように起き上がるのがポイントです。
まとめ
朝、目覚めた時の体の状態は、血流が悪く、筋肉が硬くなっています。
その状態で急に起き上がろうとすると、腰痛悪化、ぎっくり腰を招きます。
・体を起こす前に、軽くストレッチをする。 |
・起きる時は、腰をひねらないようにゆっくり体を起こす。 |
少し早めに起きましょう。
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