お風呂に入って痛み軽減!
慢性腰痛を和らげるには、お風呂に入って体を温めるのも効果があります。
体が冷えると血行が悪くなり、痛みが起こしやすくなります。
逆に体を温めることで血行がよくなり、痛みが緩和。ゆったりと湯船につかるだけで痛みが和らぎます。
また40度以下のぬるめのお湯につかることで副交感神経が優位になり、血管が広がったり、筋肉の緊張がほぐれたり。疲れが取れ、心もリラックスするので、慢性腰痛が軽減。心因性の腰痛にも効果が期待できます。
腰痛が和らぐ3つの効果
38~40度のお湯に15分以上、ゆったりとつかると効果的。
・温熱効果 |
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体の芯まで温めることができ、効果が持続する。 |
・浮力効果 |
湯船につかると、体重が普段の約1/10に感じられます。腰への負担が軽減します。 |
・水圧効果 |
腰部に溜まった血液やリンパ液が押し流され、循環が良くなる。 |
ただし、長い時間湯船に入る時は、姿勢に気をつけましょう。
姿勢によっては腰に負担がかかります。長く入る時は、体育座りのように上体を起こし、膝を曲げた姿勢をとると、腰や背中への負担がかかりにくいです。また度々姿勢を変えたり、一度湯船から出たり、動くようにしましょう。
最近はシャワーですまされる方も多いですが、湯船に使って体と心をほぐしましょう。
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一口メモ:温泉で腰痛は治る?
温泉のお湯は、硫黄や塩化物、二酸化炭素など、血行をよくする成分が含まれています。温泉にゆっくりとつかることで、体が温まり、血行が促進。筋肉がほぐれ、腰痛を和らげる効果があります。さらに温泉に行くと、そのこと自体が楽しく、心もリラックス!よい影響があります。
ただし、温泉は自宅のお風呂とは異なり効き目が強いため、長風呂をしたり、何度も入ったりすると、体が疲れ逆効果になってしまいます。気をつけましょう。