椅子の座り方とは
長く椅子に座っていると腰が痛くなりません?
腰痛のない人でも、映画館で映画を見終わった後、腰が痛かった経験あるのではないでしょうか。
良くない姿勢で長時間椅子に座っていると、腰に大きな負担をかけることになり、腰が痛くなり、腰痛を悪化させる原因にもなります。
椅子に座るときは背中を背もたれに密着させるように深く腰掛けましょう。
股関節・膝の角度は90度。足裏全体が床に接するように座りましょう。そうすることで自然と背筋が伸び、背骨のS字カーブが保たれます。長く座るときは、背骨の湾曲にあわせ、丸めたタオルや小さなクッションを背中に当てるとより楽です。
・背中を背もたれに密着させるように深く座る。 |
・あごを引き、お腹に力をいれて背筋を伸ばす。 |
・股関節・膝の角度は90度。 |
・脚は軽く開く。 |
・足裏全体が床に接する。 |
・椅子に肘掛がある場合、肘は肘掛に置き90度になるように心がける。 |
意識せずに座るとどうしても体の力を抜いてしまいがちになり、猫背になっていたり、悪い姿勢をとっていたりします。
脚を軽く開き、腹筋の力を抜かないようにして、背筋を伸ばした状態を保ちましょう。
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椅子選びのポイント
腰痛の方の椅子選びのポイントを紹介します。
◆座り心地 |
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長く座っても疲れない、座りやすいと感じる椅子を選びましょう。 |
◆体にフィットする。 |
座面や背もたれ、アームレストなど、自分の体にフィットするものを選びましょう。 |
◆左右の骨盤に均等に体重がかかり、骨盤と背骨がほぼ直角になるように座れる。 |
骨盤と背骨が直角でないということは、骨盤または背骨が曲がっているということです。ゆがみの原因となり、腰痛が生じてしまいます。 お尻が沈みすぎない程度に少し硬さのあるものがおすすめです。 |
◆背もたれが高い(頭か肩甲骨くらいの高さ)がある。 |
背もたれが低いと、猫背になりやすいです。 |
◆背もたれが適度に反っている。 |
座った時に自然と胸を張った姿勢がとれるものを選びましょう。正しい姿勢で座れます。 |
◆深く座って足裏全体が床につく。 |
足が床につかないと体が不安定になり、重心が偏ったり、姿勢が悪くなりやすくなります。 また深く座った時、ひざの裏が座面の端に当たらないかも(当たると血行不良になる可能性があります)チェックしておきましょう。 |
・アーロンチェア |
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人間工学に基づいて作られた世界中で有名な「アーロンチェア」。 アーロンチェアの機能の一つであるポスチャーフィット(ランバーサポート)は、背中や腰の痛みの原因にもなる猫背を正し、背骨のS字カーブをキープするサポートシステム。腰に負担がかかりにくい構造になっています。 値段が高いのがデメリットですが、腰痛の方にとても人気の椅子です。 メーカー:ハーマンミラー 調節:座面の高さ、リクライニング、ポスチャーフィット(ランバーサポート)、アームレスト調節可 価格:15~20万円前後 Amazon:アーロンチェア |
・セイルチェア |
座る人の体型や動きに合わせて脊柱や腰部、骨盤をサポート!人間工学に基づき、腰への負担が少ない「セイルチェア」。 デザイン性もあり、アーロンチェアの下位モデルとして人気の商品です。 メーカー:ハーマンミラー 調節:座面の高さ、座面の奥行、リクライニング・アームレスト調節可 価格:7~9万円前後 Amazon:セイルチェア |
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一口メモ:正しい姿勢をサポートし、腰痛改善になるコンパクトクッション(ランバーサポート)を活用しよう!
腰への負担を軽減し、理想的なS字カーブが保てるようサポートしてくれるコンパクトクッション(ランバーサポート)。
椅子の背もたれに固定するだけなのでとっても簡単!
腰に負担がかかりにくい構造の椅子も売られていますが、買い替えれない時などにはコンパクトクッション(ランバーサポート)があると、腰に負担がかからないようサポートしてくれるので、腰への負担が軽減できます。
簡単に取りはずしや持ち運ぶこともできるので、運転する時は車に持ち込んでもOK!
長時間椅子に座ることが多い方は、持っておきたいアイテムの一つです。